前回のPART1に引き続き、ストレージ建築レポートです。
周囲の基礎が立ち上がったら、内部の床になる土間コンクリートを打ちます。この作業、最初は人力でコンクリートを練っていましたが、早々に断念。近くのパワーセンターコメリでミキサーをレンタル(一日2,000円!安い!)して投入。それでも丸一日かけて全体を打ち終えました。
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因みに!セメントとかコンクリートとかモルタルとか呼び方がいろいろありますが、その違いご存じですか?
セメントとは、コンクリートやモルタルの原料となる粉末のことをさします。つまりそれだけでは機能しません。
セメントに砂利と砂を混ぜ水を入れて混ぜて、固まったもののことを『コンクリート』と呼ぶのです。
では、固まる前は? 材料を混ぜてただけのドロドロの状態のものは俗に『フレッシュコンクリート』とか『生コン』などと呼ばれています。モルタルは、コンクリートに砂利が入ってないヤツのことを言います。
もし、セメントで固めて沈めてやるゾ!ってスゴまれたら、「え?それってコンクリートの間違いですよね?」と指摘してやってください。ほぼ確実に沈められます w
同時に、基礎ブロックの上に壁のベースとなる角材を固定します。角材に穴をあけ、前段階で埋めたアンカーボルトで固定します。大事な部分ですので水で腐食しないようにしっかり防水防腐剤を塗布しています。
因みに!コーナーの部分を見てください。角材と角材をつなげている金属が見えますか?これ「かすがい」という部材です。つまり「子はかすがい」のかすがいです。
こんな風に木材と木材が離れないようにがっちりつなぎとめている様子から転じて「子はかすがい」って言葉が生れたんですねー。勉強になりますねー。
これが「かすがい」の拡大写真。こいつを木材と木材の接合部分にハンマーで打ちこみます。
基礎、土間、土台の施工が完了したら、いよいよ棟上げです。今回はツーバイフォーのパネル工法ですので、まずは壁となる部分を2×4材とOSBボードを使って作ります。
今回は、背面パネル1枚、サイドパネル2枚、フロントパネル2枚の合計5枚を作ります。まずは、もっとも大きいサイズの背面パネルを作り、これを作業台代りにして残る4枚を作ります。
写真は背面パネル、サイドパネル2枚の施工が完了したところ。
ここから屋根や外装工事に進んでいきます。
PART2はここまで!