#4 庭に大容量のストレージ(倉庫)を作ろう!PART 3

 

前回はサイドパネルを立てたところまででした。

今回は一気に完成までをご紹介します!

 

フロントパネルを立て終え、屋根のビームに取りかかったところ。

 

2×4材の9feetを1.5feetピッチで取り付け、取付後に電ノコで前ヅラを合わせます。一見手抜き工事のようですが、実はこれが一番精度が出るんです。

 

 

ビームの施工が終わったら、屋根貼りにかかります。

 

壁材と同じ12mmのOSBボードをエアコンプレッサーとエアネイラーでバシバシ釘を打っていきます。これまでの作業に比べたら楽勝です。

 

屋根材(下地)を貼り終えたところで、ひと休み。

 

屋根に寝そべる。ポカポカして気持ちいい。実はこれがしたかったんだな・・・。

 

 

海岸沿いの家なので時折吹く強風が怖い。

そこで!TIPSでもご紹介した SIMPSON STRONG TIE の出番。

 

いわゆるアオリ止め金具ですが建物を建てるのは今回が初めてなので、金具本来の使い方をするのは初めて。

 

これがあるだけで随分と安心感が違います。

屋根材にはガルバリウム鋼板を採用。いわゆる波板トタンみたいなものです。但し、ガルバリウム鋼ですので錆に派めっぽう強い素材です。

 

外壁には杉材の羽目板を使用。

 

バーチカルに貼った杉材はキレイ。夕日に輝いて見えました。

 

このままでもスゴく綺麗なんですが、無塗装なのでこのままではマズイんです。よって、この後ペイントします。

 

フロントにも杉板を施工。

体育館の道具倉庫をイメージした、スライドドアを設置して大工作業は完了。

 

ドアには乳白半透明のポリカーボネートの中空パネルを使用。

軽さと採光を両立させました。

 

電気工事を済ませて、照明を点灯。

半透明のスライドドアが行灯のようでキレイ。

ん~、でも、ちょっと和風温泉旅館な感じ?

 

 

塗装開始!頑張るぞ!・・・って言いたいところですが、手前に写ってる足場でもわかるとおり、母屋の外壁塗装をやっている塗装工さんが「倉庫も塗っときますねー!」ってな感じで塗装を始めちゃいました。

写真は、僕が仕事で出張中に奥さんが撮影したもの。

 

せめて、最初のひと筆ぐらいは自分で入れたかったなぁ・・・。

 

でも、そのおかげで無茶苦茶キレイに仕上げてくれました。やっぱりプロの仕事って速いし美しい。まったくかないません。

 

完成!

 

写真は完成後しばらくたった現在の姿です。

なんの変哲もない白い箱ですが、使い勝手は抜群。僕のDIY用品をはじめとしたあらゆるものを飲み込んでくれるありがたい存在として頑張ってくれてます。

 

しかし、ちょっとだけ雨漏りします w

屋根勾配を無視した設計が甘かったようです。暖かくなったら見直しですね。

 

しかし、初めて立てた建造物らしい建造物。時間はかかりましたが、やってみれば出来るもんです。DIYを続けていく上で、大きな自信をつけさせてくれたプロジェクトでした。

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